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夏休み計画表づくり@サマープログラム2017
計画表大事~
子どもが小学生の時、一番重宝したのは計画表でした。
学童保育、お手伝いさん、サポートの方、そして夫・・・にたのむときにわかりやすい。
自分自身も仕事のスケジュールでいっぱいいっぱいでしたので、子どもの生活と勉強をなにをするのか具体的に書いてあると、超多忙でもどうにかさくさくと生活をまわすことができました。
親がエクセルや Google Calender、を使ってささっと 家族でTo do をシェアしたり、中学受験では、Google Project Planning や MS Visioなどで ガントチャート付きのWBS(Work Breakdown Structure)を活用して影の学習管理をしても重宝ですが、
低学年のうちは、子どもに1週間のスケジュールを自らが理解するように自分で作らせることが必須です。
だからエクセルでつくったテンプレートを出力して手書きで書いてもらいます。
これをすることで子どもは主に2つのことが身につきます。そしてこれらの能力は一生涯とても重要な力となります。
(1)自分がしなければならないものはなにがあるかきっちり把握する力
(2)1つの項目をするのにどのくらい時間がかかるか予測する力
このプログラムでは、午前中3日間も使ってどうにか、夏休みの約5週間分作成します。
仕事や家事では生産性を求めますが、子育てだけは生産性を求めてはいけないとベストバデイでは考えています。
まず最初に、宿題などのしなければならない課題に付箋をはってもらって整理してもらいました。
じっくり、「ええっ~ アサガオの花の観察を8/20にやると決めるのは、まずいよ~ そう思わない? お花咲いてるの? 夏のおわりじゃ、お花は咲き終わって実になってるんじゃない?」「ああっ~ そうだ~、じゃ7月中にやらなくちゃ」などと会話をたくさんします。
そのうち飽きてくるし・・・
1年生は、ものすごくたいへん。ええ~っ 7月と8月は31日まであるってことを知らない!!!
ないない、ええ~っ 50日まではないよ~ ふう~ にぎりこぶしを使って教えました。
そして、3日目に完成したら、お約束を3つします。
がんばること など抽象的にお約束してはいけません。小1であっても、「計画表に書いたとおりに勉強をすすめる」「静岡のおばあちゃんちでは思いっきり遊ぶ」「家族でいく屋久島ハイキングでは自分の荷物は自分で必ずもつこと、途中でもってもらわない」 などと具体的にお約束します。
契約書のようにベストバデイの社判をおして、子どものサインももらいます(笑)約束の大切さを教えたいですよね。ちょっとかっこいいし、契約書ってなにかも体験できるし。日々職業体験(笑)
2日目、3日目の朝一は、昨日のレビューです。なんだか会社のミーティングのよう。みんなちゃんと自分の意見を言うのですばらしい。
一見手間ですが、この計画表のおかげで、夏休みの間一番親が楽ちんになります。もし、遅れてしまったら、計画表にそってどうすべきかの対策もすぐにうてて、子どもにも約束させられます。
小2の女子は、昨年の夏・冬・春と実施したので、今年はお父さんと作ってきました。すばらしい完璧!コピーをもらった私たちも、ご両親との意思疎通が確実でその計画表を見て、ご両親が仕事をしている間にきちんとサポートできます。まず最初にベストバデイで計画表作成方法と意義を学ぶ、それを体得できたら自分でやってみる。それを継続してすっかり自分一人でできるように考えられるように身に着けていく。まさにベストバデイのカリキュラムの理想像です。
小1の保護者の方々からは、「このプログラム出て親が夏休みパニックにならずに良かったです。」「ここまで具体的に書くんですね。」「学校の宿題の把握が親が確実にできるし、なにしろ、子どもがちゃんとこつこつ努力して、遊びも思いっきりできています。」とうれしいフィードバックをいただきました。
夏休みの宿題は
(1)毎日繰り返して少しづつするもの
(計算カード、漢字の練習、学校からの宿題プリントなど)
(2)イベント:準備をたくさんすることでものすごく学力がつく
(自由研究、読書感想文、絵日記など)
これらを計画表に書くと意外にたくさんあります。
それに家族旅行したり、おばあちゃんやおじいちゃんちにいったり、おっと、お友達とも遊ぶし・・・いそがしい今どきの小学生です。
夏休みは、まずは計画表をつくることをじっくり子どもにしてもらう。
考える力を強化したいですね! 親も子もあとで楽ちんになります!
2017/8/18