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2023年度ベストバディのサマーキャンプ

山陰海岸世界ジオパークアドベンチャーキャンプ

会員限定

2023年度ベストバディのサマーキャンプ決定!

8/9(水)~8/14(月)

対象:小学生と卒業生

『山陰海岸ユネスコ世界ジオパークにそったトレッキングから、その地形・歴史・そこに生きる動植物の生態系、さらにそのエリアで生活している日々の様子や、産業・文化を知る

プログラム4つのポイント

山陰海岸世界ジオパークにおいて、日本海形成にかかわる火成岩類、リアス式海岸、歴史、砂丘、奇岩、さらにはそれらをとりまく生態系や人々の生活環境について、海から陸から視点をかえて体験し、深く考察していきます。

<POINT 1> 自由研究ブック

初日新幹線でのブリーフィングと最終日のコウノトリ但馬空港会議室でのワークショップをとおして自由研究ブック作成をしていきます。

各アクテイビテイには現地ガイドが同行します。

大陸から日本列島、そして日本海ができたことから学びます。

話を聞いて、自由研究ブックにまとめていきます。

  

ベストバディの通常アフタースクールでは7~8月はジオパークをテーマにします。

ユネスコの認定基準である次の10項目について英語で覚えていきます。

1, Natural Resource (天然資源)資源を営利を目的とした販売をしてはいけない

2, Geological Hazards(地質災害)

3, Climate Change(気候変動)

4, Education(教育)

5,Science(科学)

6,Culture(文化)

7, Woman(女性)

8, Sustainable Development(持続可能な開発)

9, Local and indigenous Knowledge (地域及び先住民の知識)

10,Geoconservation(地質遺産の保全)

ユネスコ認定の世界遺産とジオパークの違いを学ぶ

現在世界ジオパークは日本に10あり、山陰海岸は4番目に2010年に認定されました。

ところが、今年2023年に、イエローカードがだされ、条件を2年以内にクリアしないとレッドカード、つまり認定剥奪となってしまいます。

これらのことについても、子どもたち自らが意見を交換していきたいですね。

動植物についても体験から理解を深めたいです。

とくにこうのとりは、ライブ動画で子育てを観察し、その集大成としてコウノトリの郷に足をはこびます。

さらに新幹線で距離・時間・速さを事前学習と実体験から体感体得してもらいます。

もちろん帰りの飛行機の速さも計算したいですね。GoogleMapでの確認です。

天気予報図もしっかりみんなで確認していきます。

今年のベストバディアドベンチャーシリーズお揃いTシャツのカラーは、

『IWAMI BLUE』です。

現地で、ぜひIWAMI BLUEサイダーを飲みたい(^^)

今年もすばらしい自由研究ブックができあがりそうです。

学校への提出が楽しみですね。

 
<POINT 2> 海からの地形・生物・環境理解
 
まさに、アドベンチャー。楽しく、タフに体得します。
 
カヤック
 

クリアカヤックはとりあいになるのか?

カヤックのインストラクターはこちら

 

シュノーケリング
 
いかのあかちゃん、たつのおとしご、ハリセンボン・・・みたい(^^)V
カヤックもシュノーケリングも学年と能力にあわせてレベルごとの体験をさせますのでご安心ください。
 
 
浦富小型遊覧船
 
天候によって乗船制限されます。
探検隊になったように感じるはずです。
てるてるぼうず~明日天気にな~れ(^^)祈るばかりです。
 
 
<POINT 3>陸からの地形・生物・環境理解
 
鳥取砂丘 
 
トレッキング
 
 
山陰海岸ジオパークのトレイルコースNo.8,9,10,11,12を徒歩&路線バス&汽車でまわります。
約1時間に1本の汽車と路線バスです。
乗り遅れたら1時間はきません。
すばやく荷物をまとめる、忘れ物はしない(したらあきらめるしかない!)
そして、歩く、水分補強を忘れない。
そんなアドベンチャーなトレッキングの途中途中に絶景があります。
水筒の水がどれだけおいしく感じられるでしょうか。
海からみた景色とどのように異なっているか比べてもらいます。。
深くリアス式海岸を堪能します。
網代の漁村は遊覧船待ちのチームの子たちが自分たちで散策します。
特産物である旬のいか。
いかの干しかたが集落によって異なるらしい。違いをみつけられるかな。
 
  
  
 
東浜駅は豪華寝台列車’瑞風’の停車駅。なんと、駅の天井はかがみ張り。そしてすぐ目の前がビーチ。
豪華列車停車駅のためにできたイタリアンのアルマーレで涼みます。
遅めのランチとこれからの長い道のりのトレッキング前にゆったりエネルギー補強です。
アルマーレ貸切(^^)豪華列車にのったつもり(笑)
このあとの試練を考えれば、ちょっと贅沢いいよね?
 
  
 
穴見海岸からの夕日をみたいな。
奇岩の間に日本海に沈む夕日。
これが日本海か。ずっと歩いてきた疲れも吹っ飛びますっ
   
 
この日の宿泊は諸寄 こうやってわかめをほして乾燥わかめになるんだな。
特産品のわかめをお土産に買って帰ろうかな。
 
 
 
玄武洞公園:地質学のアカデミック理解  
 
玄武洞は、約160万年前に起こった火山活動で流れ出したマグマが
冷え固まってできたもの。
その玄武岩を調べたら、地球の南北が今と逆転していたらしい。
す、すごい、地磁気の逆転???
ジオsen.s但馬因幡探求クラブの福原陽一郎さんに詳しくお話を聞きます。
 
 
 
福原陽一郎さん**********
山陰の地形の魅力にはまり就職先を山陰地方と決め大阪から移住を決意。
山陰の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいという情熱で、地域の動植物の調査・研究を続ける。
山陰海岸国立公園の自然公園指導員や各種地域団体の立上げなど、長年の功績を認められ「環境大臣表彰」や「兵庫県知事 環境功労表彰」など多数受賞。
山陰海岸ジオパークの立上げに貢献し、現在12人の認定山陰海岸ジオパークガイドコーディネーターの1人。ガイド養成講座や高校の特別授業講師なども行っている。
*****************
 
地形、地質にとどまらず、磯の生き物や動植物など、幅広い解説により、地域の文化や歴史、さらにはそれらの背後に潜む意味や関係性にいたるまで精通していらっしゃり、今回のキャンプのガイド・インタープレターとしてお世話になります。
認定技術士、RCCM、測量士の資格もあり、安全面においても総合的判断をもとにガイドをしてくださる心強いバディです。
 
 
地質学はなかなか理解が難しいのですが、コツをつかむと楽しい。
これからの旅行もそういった知見をもって楽しめます。
中学受験も深い理解で望めますね。
               

こうのとりの郷:絶滅したこうのとりの繁殖努力を理解しよう

コウノトリの郷でのガイドツアーはこちら

かつては、コウノトリは、日本のあちこちに生息していました。

しかし、明治時代のころコウノトリは稲田を荒らす害鳥と考えられ乱獲されたり、農薬を使うようになってそこに含まれている水銀や、えさの豊富な泥田から乾田にかわったことで餌がなくなり、コウノトリの郷のある豊岡市の最後の一羽で昭和46年(1971年)に絶滅してしまいました。

国際的にみてもコウノトリは希少な鳥で、IUCN(国際自然保護連合)によって絶滅危惧種に指定されています。その後コウノトリの郷で人工飼育がされて増殖してきています。

ひなを育てている様子がライブ配信されているので事前に毎週みておきたいですね。

コウノトリの郷ひな育てライブ配信はこちら

現地では、実際に飼育されているコウノトリを観察しながらベストバディのための環境学習をしてくださいます。

 

<POINT 4>

暮らしの理解、民宿ステイ

地元の人とのふれあい、自炊、明日の準備、1日の振り返り

ベストバディで大切にしている人間力を高めます。

自立!

今回はトレイルをすすみながら3ケ所に宿泊移動しますが、どの民宿のみなさんも、子供たちとの会話を楽しみにしてくださっています。そこで生活している地元のかたと語り合うことで、多様性を体感します。

ベストバディで大切にしている、他者への感謝する気持ちも、もっともっと育みたいですね。

リトリート浦富 8/9,8/10宿泊

東藤田邸(Annexと母屋)8/11,12宿泊

ときわ野 8/13宿泊

 

今年も2まわりも3まわりも精神的に大きくなった子供たちが元気にただいま~と帰ってきます。こうご期待!

 
 
旅行企画・実施:T-LIFEホールディングス株式会社
プログラム企画・運営:ベストバディ株式会社 
協賛:ジオsen.s但馬因幡探求クラブ
 

会員限定

お申込み・日程表・料金・条件などは、こちらをご参照ください。

会員サイトでお知らせするPWでログインをお願いします。

申し込み開始は6/18日19:00です。

 

*初日はべストバデイたまプラーザキャンパス8:45集合です。出発式を実施し、いざ新横浜駅に向かいます。帰りはコウノトリ但馬空港から伊丹経由で羽田に20:40着となります。ご希望によって、たまプラーザ解散も可能です。

*ベストバディスタッフは10 名に対して1名の割合で同行します。(うち一人は英語ネイテイブスタッフ)現地ではベストバデイスタッフに加えて、現地ガイド・スタッフも2~3名(計4~6名)同行します。トレッキングの同行はジオsen.s但馬因幡探求クラブとなり安全対策ガイドラインにそって過ごします。

*『自由研究ブック』を作成しながらの学習についての詳細は、参加者の皆様対象の7/15土PMに予定されている説明会で説明します。

*安全と健康を第一優先とするので、天候やフイールドそして子供たちの健康状況によりアクテイビティ内容やその実施日などが変更になる場合もあります。雨天時のバックアップとして工作などを予定しております。

リスクマネジメントの観点から、トレッキングの際は体調不良者用にジオsen.s但馬因幡探求クラブにて車を並走して休ませることができるようにしております。

*写真はイメージです。 

 

2023/06/08