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難関中学に3人合格、仕事は継続 やめないで!

結婚退職、海外で出産、3人中学受験、44歳からの仕事復帰! 今振り返る・・・

お子さま3人(長男と男女の双子)を難関私立中学に進学させ、44歳で仕事復帰した先輩ママに、子育てと正社員までの体験談をお聞きしました。


 
N.Kさん プロフィール
 
ご家族 夫と長男と双子の5人家族
経 歴 私立中高一貫校から大学受験、大学卒業後テレビ局に6年間勤務し結婚と同時に退職。長男を出産後、夫の海外駐在に同行しブラジルで6年間過ごす。ブラジルで双子の次男・長女を出産し、長男が小学1年生の時に帰国。44歳から再就職し現在広告代理店正社員歴3年目
長男 公立小から私立大学付属難関中学男子校に入学し、現在その大学の法学部に通う大学3年生
次男 公立小から兄と同じ中学に入学し、現在その高校に通う高校2年生
長女 公立小学校から2人の兄と同グループの別の私立大学付属難関中学共学校に入学し、現在その高校に通う高校2年生

 

長男の子育て経験から学んだこと

 

初めての子どもということでママ初心者。3歳児神話の定義を小さくとらえてしまっていた自分を反省しています。
学生時代、米国フィラデルフィアに1年だけ留学していた時、グレン・ドーマン博士の幼児教育を知る機会がありました。フィラデルフィアはドーマン博士の研究所があり、いわばドーマン博士の街です。語学クラスでは、日本人駐在員の奥様方と仲良くさせていただきました。ある日、“興味のあることを英語の論文にまとめる”という課題が出されたのですが、みなさんは“ドーマン博士の脳科学を子育てに活用”というような発表をされました。当時学生だった私は、子育てに関してアンテナをはっている状態ではありませんでしたが、教育熱心な奥様方による実体験も交えたプレゼンだったのでとても印象に残りました。

そしてそのことがずっと頭の片隅にあり、数年後に長男が生まれた時にドーマン博士の脳科学やそれに即した教育学の本を読んですっかりはまってしまったのです。ドーマン博士のみならず、脳科学に基づく教育メソッドについては、他の先生方の本も読みあさりました。そして私の頭の中にそれぞれの先生の良いとこ取りのメソッドが完成したのです。私は“脳が急成長する小さいうちにこれらをやらせなければ”とやる気満々でした。運動は脳と密接な関係にあり、運動神経の発達以外にも脳のいろいろな分野を刺激してくれるそうです。そのため、その時の私は運動の分野にとても力を入れてしまいました。

本で学んだことをあとは実践あるのみと意気込んでいた私ですが、長男本人は全く私のペースに乗ってこず日々空回り。長男は私が用意したフラッシュカードや手作りの運動器具には全く興味をしめさず、こんなに頑張っているのにどうしてダメなのかしらと悩む日々でした。

私は、その日のタイムスケジュールや内容を、子供の性格や個性を考えずに作ってしまっていたのです。効率的に盛りだくさんに。これは子育てでは全く通用しないことを後になって気づいたのです。
長男は読書やパズル等じっくり静かに何かをすることが好きで、運動には当時はあまり興味がありませんでした。本当は本人が好きなことからまずは世界を広げていくべきでした。私の一生懸命な行為も本人にとっては”押しつけ”でした。その子供に合わせたかかわりが重要だったのですね。

そのうち、双子が生まれ、私がその子たちの世話に時間がとられるようになってしまい、以前のように長男に付きっきりでかかわることができなくなってしまいました。ちょうど幼稚園にも通いはじめ外部との接触が増え、自然と手が離れていったのです。
振り返ってみると、双子を授けてもらったのは神様のおかげ? あのまま進んでいたら私はきっと長男に思いもよらぬストレスを与え続けていたかもしれません。

経験は大事ですね。双子のときには“自分の考えやペースを押し付けてはダメ。子どもをちゃんと見つめ、その子の性格や個性を大切にしなくては”と意識を変えることができたと思います。

長男は温厚で癒し系、本が好き、次男は素直でマイペース、絵を描くことが好き、長女は猪突猛進・全力投球タイプ、運動が好き、三人とも性格も好きなこともが全く異なるので、同じやり方を押し付けても上手くいくわけがありません。子育ては自分育てといいますが本当に実感しています。

抱っこの仕方も読み聞かせも離乳食の出来も、経験を積んだことでうまくなってきたので自分の心に余裕も出てきたのでしょうね (笑)。

そのころから“~を必ずしなければ”という意識が抜け、3人の子育てを心から楽しめるように変わっていきました。

 

中学受験をさせようと思ったきっかけは?

 

私自身、中学受験と大学受験の2度受験を経験しています。中学受験は当時少数派でしたが、そこで学んだことは、生涯にわたって役に立っています。論理的に考えることの大切さや学ぶ姿勢・勉強の取り組み方の型のようなものを得られた気がしています。それで子供たちにも中学受験をさせようと思いました。

 

3人のお子さまが難関私立中学に合格の秘訣は?

 

幼児期に子育てで大変だったと思っていた長男は、案外すんなり希望の中学にはいることができました。小4の時は良い成績ではありませんでしたが、小5の時に幸運にも学力テストで一番上のクラスに入ることができてから、その時のクラスの友達の影響でぐんぐん成績が伸びました。学校は違いますが、長男はその時の友達と今でもおつきあいをしていてよい刺激をもらっているようです。友達というのは人間性形成の上で本当に大切だと感じました。

双子の受験では、長男のように自然に成績が伸びるということはなく、常に家庭での私の伴走が必要でした。

長男の受験の経験から、算数・国語はキーになる教科だと思ったので、力を入れて勉強させました。算数の明暗が分かれる5年生の時に出来ないところは徹底的に時間を割いて理解させました。私が教えられる簡単なところは教え、わからないところは塾で質問させます。双子で同時に受験したので、双子同志教えあうこともさせました。教えることで自分の中で理解が定着するのです。

長男に説明してもらうこともありました。子供のやる気を維持するためにスタンプ帳を作って進捗にあわせてスタンプを押し、達成したことを目に見える形で残しました。

国語は、家では作文についてたくさん話合いました。最初に自由に書かせてそれを添削しもう一度書かせる。 “ここをこうするともっと良くなるよ。ちなみにお母さんだったらこう書くよ。”などと私自身も書いてみせました。

日常の生活の中で、例えば何か虫を見つけると、その虫についてどんな作文が書けるか話し合います。本人たちは理系の知識や興味があれば調べたりして、それを作文にしますが、 “お母さんだったら、この虫について知識がなくても印象とか思い出とかで作文書けるよ”と、視点を変えることで書けることが沢山あるということも話しました。

このように、中学受験を通して、子どもに深く関わり一緒に頑張ってきましたが、私自身、子どもたちが目標を達成し成長していくことをそばで感じられることがとても嬉しく、子どもとの伴走に費やす時間が楽しくて仕方ありませんでした。

 

現在のご自身の仕事について

 

再び働き始めたのは7年前、知人の紹介でした。私が大学卒業後に勤めていたテレビ局の仕事にも関係している会社だったので、少しは知見があると思い仕事復帰を決めました。しかし、その時は長男が中1で双子が受験を控えた小学生、フルタイムは無理だったので嘱託として週に三日の事務の仕事にしました。

事務職は、初めての経験で本当にゼロからのスタート。PCの操作も慣れていなかった私は、途中、仕事がなかなか覚えられず泣きそうになったことも何度かありました。専業主婦だった期間が14年間と長く、経験のない職種に就いたことで最初は本当に大変だったのです。

正社員としてフルタイムに踏み切るまでにはかなり迷いがありましたが、あの時思い切って始めて良かったと思っています。若い頃には見えてこなかったことも職場の経験の中でわかるようになってきましたし、何より子供に仕事のことでアドバイスができることがとても嬉しいです。

またどんな職種でも、できることが少しでも増えてくれば自信につながるし、得たお金で自分への投資もある程度可能になります。もちろん体力や時間はタイトになりますが、得るもののほうがとても大きいと実感しています。

 

次世代のお母さんへのアドバイスをお聞かせください

 

自身の後悔も含めて思うことは、キャリアは仕事をずっと続けているからこそできるもので、大概の人は時間に比例してレベルアップしていくものだということです。

仕事を続けていれば、OJTや研修などの教育を受けて昇進していくわけですが、仕事を辞めてしまうと、その期間のスキルアップにかかせない教育を受けらず、その穴を後から自分で挽回していくのは至難の業です。

でも、仕事をして家事もして子育てもするって、女性一人でするのは物理的にかなりきつくて、なにかで手を抜かなければ自分が倒れてしまいます。昔は、結婚して退職するというのが普通のことでしたし、自分も、全て一人でするという前提で考えていたので、これを全てするのは無理だと思い結婚し退職しました。

今思えば、全てを一人でしようとせずどこかに何かを任せればよかったと思います。

双子の子育は、誰かの手をかりないと行動ができないものでした。病院に連れて行くときも習い事に行くときも、手助けが必要な時がたくさんあって、いろいろな人の手が自然と子育ての中で加わっていきます。

本来私は自分で何でも予定通り完結したいタイプだったので、何事も人に頼るのが苦痛だったのですが、双子の子育ての経験でこの悪癖が矯正されました。自分の力には限界があるし、もっと人に頼ったほうが(家事でも育児でもお任せできるところはどこかに外注する)、他の人の視点も入り視野が広がることに気付かされました。

自分への投資と思って、分業できるところは信頼できるところに任せ、自分磨きも続けていってほしいと思います。
そして、子育ては自分の直感を信じてそれを実行に移すことが一番だと思います。

子育ての正解は1つではないのです。そして子供はどちらかの親のDNAを持って生まれるわけですから、自分の人生の中で反省したことや充実していたことを思い返し、それを子育てに生かしてみることが大事だと私自身最近になって感じています。
お母さんが自信を持つこと、楽しく行ったことが、子どもにとって一番重要なことなのですね。

 

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